これは、天賞堂のワム50000を改造したワム3500タイプです。
小生の高校生時代くらいまでワム50000は結構活躍していたのですが、ワム3500はついに、見ることができませんでした。(実際には子供の頃見てたのかもしれませんが、当然識別できませんでした)また、当時は15t積みの2軸車が主流で、まれに10t積みの小型化車が入っているという感じでした。
これが、戦前ですと逆で、10t積みが主流で、ところどころ15t積みが入るというのが、貨物列車の実態だったようです。
ワム50000は戦時設計車ですから、天賞堂は、本流のワム3500の方を模型化すべきだったのではと思うのですが、どうでしょうか。天賞堂の貨車は、その他、ワフ28000もトムフ1も戦時設計車です。よほど、戦時設計がお好きな方が、これらの製品を企画されたのかもしれません。
模型は、H御大のTMSの記事を参考に、①種車の斜めの筋交いを削ってチャネルに張り替える、②ドアを新製、③足回りをエコーの軸受けを使って新製、などの工事を行いました。