のろのろながら、レイアウトの照明工事が進展し、給炭台にも灯りがつきました。黄色のチップLEDを外灯のお皿につけただけで不細工なものですが、点灯するとまあまあ見られます。
給炭台は、高校生のころTMSの片野さんの記事に従って作ったもので、築40年以上。停車している8550も片野さんの有名な記事から誕生し、もう25年くらいたちました。酷使しているため、ウォームギアをこれまで2回交換。ただし、これはギアボックスの出来が悪いせいかもしれません。
昔から80形湘南電車が好きなのですが、ひいきの中央線東線とはほとんど関係ないのが残念でした。ところが、昭和50年頃、なんと甲府~松本間に投入されて活躍を始めました。パンタは折り畳み高さを抑えたPS23に取り換えられていましたが、もうそんなことはどうでもよし。とっても嬉しい気分になったものです。(写真は昭和50年、甲府駅)
それから約40年。数年前、当鉄道でも80形を導入したのです。KSモデルのキットを組み立てたものです。当鉄道は一応昭和35年以前という時代設定ですので、2等車の帯は青、形式は2段書です。昨年突然亡くなってしまったT木さんに内装のパターンを作っていただき、色紙に印刷して切り出しました。本当に親切な方でした。グスン。
架線のない、当レイアウトに電車はどうかというご意見もあるかと思いますが、時々走らせては楽しんでおります。
6750形は、かつてKKCの4-4-0競作として手掛けたものです。TMS862号で記事を掲載していただきました。
なぜ6750形を選んだかというと、まず、4-4-0でも牽引力を確保するには、なるべく大型がいいだろうということです。では、同じような大きさの6700や6760ではなく、なぜ6750だったのでしょうか。
答えは、自分の姑息な読みでした。すなわち、6760は製品もあったし、人気がある。6700は有名銘柄であり、きっと誰かが手掛けるだろう、あまりかっこよくない6750は、誰も作らないだろうから、比較される恐れもないはずだ、ということでした。
しかし、いろいろ聞いてみると、6750は結構作った方が多く、本当に見かけないのは6700であるようです。下手な読みをしないで、6700を作るべきだったかも。
それはともかく、17m客車3から4両を牽引するには便利な機関車です。H御大に教えていただき、動輪1輪に両面テープを巻いて摩擦係数を上げ、牽引力を増やしています。モーターはマシマの12mm。
当鉄道のナロー線は、80分の1、9mmゲージであまみやのキットを組み立てた花巻電鉄の電車が2両在籍しています。モーターはイモンのものに交換しました。
現在、線路からの2線式集電ですが、架線集電も可能にしてます。ポールはカワイ製で先端のリールは自作部品に交換してます。米国から輸入したプレス製のオーバーヘッド・フログは好調です。
この電車、音がちょっとうるさいのが問題。もっといい動力装置ありませんかね。
中学鉄研に入っていろいろ教わり、旧型国電に目覚めたころ、実物雑誌でモハ32のことを知りました。高速運転プラス高級感のある横須賀線とは大違いの、のろくてぼろい中央線沿線の人間にとって、横須賀線電車は憧れの存在でした。それから約半世紀、わが鉄道にモハ32の編成が走るようになりました。
中古品のキット(ピノチオ、谷川)の寄せ集めで、モハ32+サロ45+サハ48(元流電サロハ)+モハユニ44の編成です。もう1両くらいないと、本線らしくないかも、と思い、サハ48(ひかり)を製造中です。旧スカ色は現スカ色と比較してくすんだ色合いで、気に入ってます。
それにしても、フクシマのPS2パンタをもう一組買っておけばよかった。両側モハ32の編成が作れたのに!