モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9040型(6)

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  天気がいいので、生地完成したオハニ61の塗装をしようと思い、石鹸で磨いたら、荷物室の取っ手が流されてしまいました。またおバカをやってしまいました。

 気をとりなおして9040を続けます。ボギー台車の鎖掛けとステップをつけました。ステップは0.3mm厚の洋白でステップ台を切り出し、一段目も用に同様なステップ台を重ねました。それから台枠に取り付け、最後に0.7mm厚真鍮板でステップを装着します。

 台車につける鎖はとっておきのCampbellのを取り出したところ、小さすぎて取り付け不能なことが判明。仕方ないので、ネットで船舶模型用のものを注文してみました。

 それから、集電の確実性のため、ボギー台車および単台車にシューを取り付けました。

 これで、テンダー下回りはかなり完成に近づきました。

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青梅線のクモハ40、クハ55 1970年

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 1970年、鉄研の友人と青梅に行きました。17m車がほぼ駆逐され、20m車の時代になったところです。しかし、車両編成はクモハとクハの2両編成の組み合わせで、中間車はなく、17m車時代と変わっていません。

 クモハ40とクハ55は17m車時代からのものですが、新しくクモハ73とクハ79が大量に入ってきました。

 クハ55は、半流のノーシル・ノーヘッダー、半流のシル・ヘッダーあり、平妻のサハ改造、平妻原形など、結構バラエティに富んでいました。すべて偶数向きだったと記憶してます。

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9040型(5)

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 9040型は製作を再開して1か月ですが、諸般の事情で進み方はカメさんです。テンダー下回りでカプラー解放梃とテールライト掛けを設置し、上回りについては給水口を取り付けました。

 ボギー台車についている鎖をかけるためのフックは、0.9mm幅の帯板を曲げ、フックの部分だけ細くやすってみました。(写真手前)これでうまくいくか、あまり自信ありません。

 給水口の蓋、石炭取り出し口などは資料もなく、これからどうするか、考えなければいけません。上回り最前部の半円形の部分の上にコックのようなものがありますが、これは、いったい何なのかも疑問。まあ、わからなければ、適当にやっていこうと思います。

 

チラ1

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 工作の進展があまりに遅いので、本日も2年前に作った貨車の話でお茶を濁します。チラ1というかわいい無蓋車です。これも、H御大の古いTMSの記事を参考に作りました。上板は、1mm厚の航空べニアです。腕がないので、ステーク受けにリベットがないのが残念なところです。また、車体も中央部がせりあがってゆがんでますね。写真を撮ると、反省すべき点が明らかになりつらいです。

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タラ100

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 2年前に完成したタラ100です。珊瑚のエッチング板を持っていたのですが、スケール通りのエッチング板だと曲線通過に問題があるかもと思い、H御大の昔の記事に従って、少し縮小した長さにしました。したがって、タンク本体は、真鍮板にリベットを打って丸めたものです。

 単台車は、いただきもので、貴重なカワイのドロップ製品。実物は1段リンクですから、これから作られる方は、現在この貨車を製作中のゆうえんさんに倣って、ワールド工芸の部品を使用するのがいいと思います。(ただし、厳密にいうと、実物の真ん中の台車は、横動を与える関係で、前後とは違うタイプです)

 大失敗は、タンクの両端の底部が欠き取られていることに気づかずに作ってしまったことです。その結果、端梁に連結器の欠き取りを設けることができませんでした。

 おっちょこちょいというか、観察力・洞察力に欠けるというか、困ったものです。リベンジでもう1両作ったほうがいいかもしれませんね。 

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C56

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  高校の修学旅行の続きです。吉松で吉都線のC56を見学することができました。きれいに整備されていて、お召しの関係かもしれません。

 こんな情景が普通にみられる時代があったと思うと感慨深いです。

 C56は模型でも人気がありますね。珊瑚から16番の製品がでるという情報がありましたが、ちょっぴり心ひかれました。

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続続 C57 4次型

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 大学生のとき、蒸機の第二作として安達製作所のバラキットでC57の4次型を作りました。(第一作は同じく安達のD51) 高校の修学旅行で見学した192号機や199号機の記憶がきっかけ、というよりも、『陸蒸気からひかりまで』のイラストの影響が強かったと思います。

 客車と同様、当鉄道の古手の車両ですが、製造時と比較して、モーター交換、ヘッドライトの点灯化、バックプレート設置、PFMサウンド設置、集電シュー取り付けなどの改造が行われています。

 走りはまずまずですが、プレスのバルブギアがみすぼらしいですし、何といっても牽引力が弱く、平坦線で客車5両から6両が精いっぱいなのが問題です。10両くらいは楽々引いてほしいところですね。ウエイトをもっと積めばよかった。

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