モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

中村精密のC12

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C12

 カツミのC12が空転するのは、従輪の転がりの問題で、従輪がブレーキになっているのではないか、とKKCの名人から指摘がありました。そこで、カーブにおけるカプラーとの当たりや車輪の転がりを調整し、改善されたのですが、それでも空転が完全におさまったわけではありません。

 比較のため、学生時代に未塗装キットを組んでそのままの状態の中村精密のC12を出してきました。古い棒型モーターのままですが、重量は383gあります(なかおゆたか氏の記事の影響でかなり補充を頑張ってました)。動輪は簡易イコライザーです。すると、20両はかなり余裕で牽引し、30両くらい引けそうな勢いです。空転は一切ありません。一時は廃車にしようかと思っていたのですが、急に愛着がわいてきました。

 バルブギアを改良し、モーターも取り替えてあげましょうか。

7450の来訪

 

youtu.be

 昨日は、KKCの運営委員会ということで名人の方々が来訪されました。超名人のN村さんの7450は素晴らしい出来栄えで走行も極めて好調。サウンドトラックスのDCCサウンドも古典機らしい音を響かせていました。

カツミの9700 (1)

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仕掛品発見

 必要があって掃除に励んでいて、仕掛品を発見してしまいました。カツミの9700.かなり前に中古品を購入したのですが、塗装をはがすところまで進んでいました。早く完成させなければいけませんね。

C12 vs. B6

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C12 vs. B6

 本線上に組成した20両編成貨物列車で遊んでいて気づいた発見です。当鉄道のC12は重量358gで古市の16㎜径モーターを積んでいます。一方、B6は325gで、マシマの12㎜径×24㎜の小さなモーターで駆動しています。

 B6が余裕をもって牽引したこの列車、当然C12は牽引できるとみていたのですが、カーブを出たあたりで空転が始まり、停止してしまいました。一方、B6は一切空転しません。

 すなわち、モーターに余力が十分あり、ウエイトを積んでも、粘着性能がわるいと牽引力は小さいことがよくわかりました。それでは、どうやって粘着を高めたらいいのか?

 C12は軸ばね方式、B6はイコライザーでその違いがあるのでしょうか。あるいは、大きなモーターにみあうよう、もっとウエイトをつむべきなのでしょうか。

C62改修

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C62

 C62やEF58などメジャーな車は小生には一生縁がないと思っていました。ところが、ある事情で5~6年くらい前にアダチのC62バラキットを組み立てることになり完成させました。ところが、どうも走りがいまいちです。テンダーの車輪は全軸集電としたのですがぎくしゃくします。ずっと気になっていたので、いろいろ調べた結果、どうも機炭間のドローバーが怪しいという結論に。

 そこで、思い切って、キットに入っていたワンタッチ・ドローバーを通常のものに変更したところ、嘘みたいにスムーズになりました。これから作る機関車にもワンタッチ式は使わないことにしました。

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トラブルの元