約30年前になりますが、お茶の水の鉄道模型社鳥飼さんに7200の部品を旋削してもらいました。以来ずっと熟成させてきましたので、そろそろ日の目を見させてあげたいところ。他にもいろいろ作りたいものがあり、優先順位をつけるのに一苦労?です。
ウエイトを作り、載せてみました。前回製作のED17 27のものより小さくなってしまいましたが、一個70gくらいです。モーターとMPギアをシリコンチューブでつなぎ、試運転にこぎつけました。20両の貨物列車はらくらく牽引。もっと早く改造すればよかったと思いました。
モーターの下に0.8㎜板を設置して高さを調整しました。ウエイトは以前ED1727を作った時に利用した型をとっておいたので、前後の板だけボール紙でつくり、再利用することにしました。
検討したところ、キットの台車の中央ボルスター取り付け用L字の部分に、高さに0.8㎜板のボルスターをとりつければMPのセンターピンにより適当な高さになることがわかりました。元のモーター側の台車側板の立ち上がっている部分は0.8㎜程度切り取る必要があります。
こうして、MPギアをとりつけたところ、モーターの取り付け位置を少し高くする必要があることが判明しました。
床板と床下機器の塗装をしました。床下機器は灰色1号とういうのが正しいようです。たまたま、プラ用の同色(アクリル塗料)があったのですが、田宮のアクリル用シンナーでは溶けず、通常のラッカーシンナーで薄めて使いました。床板全部には不足で、これまた手持ちの灰色9号というラッカーを利用。この色は新快速用で当鉄道で使うはずもないのにあるということは、勘違いで購入したんですね。
屋上のガーランドベンチレーターはプレス製の部品がキットに入っていますが、ちょっとみすぼらしいので、たまたま見つけたエンドウのソフトメタル製の部品に交換し、屋上ダクトとともに取り付けました。今回、初めてSuperXという接着剤を利用したのですが、なかなか使いやすかったです。
なお、キットに入っているプラ製のエアコンなどは、別に塗装してから取り付けようと考えています。
従兄は部品をよく保存しておいてくれたのですが、屋上のダクトだけ2つ見当たりませんでした。特急車両にはよく使われたこのパーツは、現在市場にないようです。電車や気動車の世界も自作が減り、キット全盛だからでしょうか。
仕方がないので、真鍮のブロックから削り出そうかと思っていたのですが、いさみやにホワイトメタルで似た形状のダクトを発見。それを削って、キットのパーツに似た形に成形しました。上の写真の左2つがそれで、一番右が小高のプラ部品です。
先頭車にはジャンパ栓受けを適当に設置しました。電車用ですからちょっと違うかもしれません。