モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

モハ51のこと

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 余は還暦をこえているので、断捨離をしていかねばなりません。古い鉄道ファンを処分すべく、ぱらぱら見ていたら、星晃さんの旧型国電の記事が出てきました。モハ40・50あたりからモハ60まで、国電というか省線電車のスタイルはとてもあか抜けていましたが、それは、柴田衛さんという方が大変なリーダーシップをとって作り上げたものだったそうです。有名な柴田式連結器を考案された方の弟さんだそうです。

 モハ51も柴田さんが生みの親。もともとは中央線用だったのに、中央線から関西に引き渡され、関西で高速運転していました。関東には、その代わりに関西からモハ43系が来ましたが、ついた先は横須賀線で、中央線は全く恩恵なし。

 92歳の母は女学校時代立川から八王子までこのモハ51で通っていたようです。(もちろん形式など知りませんが、話を聞いたら、お友達と向かい合わせに座って宿題みせっこしてたといいますので、モハ51と特定できました。)