寺前付近で撮りテツをした後、「鉄道ファン」付録のメモ帳の地図を見ていて、ひょっとして、北条町が近いのではと思いました。北条線といえば、昔のTMSで河田耕一さんの撮影された法華口の駅舎の写真などでなじみがあり、いつか訪ねてみたいと思っていたところです。
N野君も同意してくれたのはいいのですが、どうやって行くか。寺前の駅前観光案内所でタクシーの番号を聞き、何度も電話したのですが、かかりません。ほとんどあきらめかけたところで、ようやく繋がり、北条町まで運んでもらうことになりました。ちなみに、土曜日は1台しか運航しておらず、それも17時半まで。日曜は休業とのことです。
メモ帳の地図では近いのですが、実際には、タクシーで福沢諭吉さんのお世話になるくらいの距離でした。アホですね。
北条町の綺麗な駅舎で待っていると、現れたのは、なんと旧国鉄のキハ40。もともとの北条鉄道の気動車は側線で居眠りしています。
キハ40はJR東から購入したらしく、車内には昭和54年製造の銘板が残っていました。
北条鉄道に乗車して終点の粟生につく頃にはすでに日没。そこから廃線の噂もある神戸電鉄粟生線に乗車して鈴蘭台、鈴蘭台から準急に乗り換えて新開地へ、新開地から阪急電車のクロスシートを楽しみつつ梅田、梅田から地下鉄で難波。
難波で大阪名物の串カツ屋に寄り道して反省会を開催、その後、南海のサザンに乗車して泉佐野に向かい、そこで一泊と相成りました。
小田急、横浜線(JR東)、新幹線(JR東海)、近鉄、阪神、山陽、播但線(JR西)、北条鉄道、神戸電鉄、阪急、大阪メトロ、南海、と1日で合計12社の鉄道に乗ることができました。これって乗りテツ?