モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

950型

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 I塚さんにいただいたお手製の950型です。ロッドを中心に更新修繕させていただき、モーターはマシマの12㎜、ギアは珊瑚のA8用に変更しました。

 久しぶりに運転しましたが、まずまずの走りでほっ。

 スピーカーは、かつてのポケベル用の部品です。

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9750型

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 当鉄道には勾配がないものの、このような勾配用機関車が配置されてます。カツミが確か1980年代に作った完成品で、ヘッドライトの点灯化、バックプレートの設置、モーター交換(N沢さんのお世話になりました)など多少の更新工事を行っています。

 レイアウトを作るとき、平坦線と勾配線のエンドレスをそれぞれひとつずつ欲しかったのですが、曲線半径を大きくしたいという欲求の方が強かったものですから、勾配線をあきらめることになりました。ああ残念。

8550形の牽引する小貨物列車

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 8550型は、当鉄道にぴったりの機関車です。大きすぎず、小さすぎず、実に使い勝手がよろしい。これを作って雑誌に記事を投稿したことがきっかけで、KKC(古典機関車、地方鉄道、軽便鉄道を愛する模型グループ)に声をかけていただいたことも、思い出深いものです。

 これを作った当時はまだFloquilが入手できました。古いModel RailroaderのB&Mの記事に従って、黒ではなく、白プラス茶(box car red)プラス黒で濃い灰色を作り、煙室以外を塗りました。Floquilは乾くのに時間がかかりますが、塗りやすく、また塗膜が非常に強いように思います。

 遠くに見える5900は普通の黒ですから、ずいぶん印象が異なります。

 

客貨車支区

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 昨年から今年にかけてレイアウトの小物を設置してきました。

 客貨車支区については、雨樋、煙突、自転車、ドラム缶の防火用水、バケツ、植え込みです。後、看板をかけるといいなと、思いつつ、なかなか看板づくりに進まないまま半年くらいたってしまいました。

 車両の仕掛品はかなり減ってきたのですが、レイアウトは巨大な仕掛品。

飯田線 1970年8月

 

 

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 1970年、大阪万博の年です。父が万博に連れて行ってくれることになりました。すでに、電車ファンになっていたので、大阪に直接行くのではなく、中央線の辰野から飯田線の駒ケ根まで往復し、それから長野に行き、長野発大阪行きの列車で大阪に行くことを提案したら、OKとなりました。

 初めて、憧れの飯田線を見物できたわけです。辰野では、このクモハ50+クハ47の編成がクモハ43+クハ16の編成に連結されました。

 下の駒ケ根の写真では、そこら中に貨車があることも、今となっては、印象的です。当時、鉄道貨物はまだまだ存在感がありました。飯田線北部の貨物列車はED19とED26の天下でした。

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RS3とNW2

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 久しぶりにレイアウトでDCC運転を試してみました。

 実は、以前、電車や電気機関車をすべてDCCにする計画をたてたのですが、蒸機がPFM方式なので、混在による扱いが煩わしく、結局、いったん取り付けたデコーダーを撤去しています。

 ということで、小生のところでDCCデコーダーを積んでいるのは、現在、米国もの、Boston & Maine関係とLogging関係のみとなりつつあります。

 上のRS3は、1985年頃、KATOが初めてHOに参入した時にAtlasブランドで発売されたものです。当時Boston近郊に暮らしていて、NYに出たとき模型店で購入しました。帰国してから、1988年頃、Boston & Maineのデカルを使って塗装したものです。

 下のNW2もKATOの製品で、こちらは、確かKATOブランドでした。1997年頃、香港勤務の時に現地の模型店で購入し、現地で塗装、デカル貼りをしました。

 経緯はともかく、今回久しぶりに運転して驚いたのは、重量がRS3が371g、NW2が351gとRS3の方が重いにもかかわらず、日本型貨車23両編成の牽引にあたってNW2はスリップなしで快調なのですが、RS3はスリップしながらようやく引き出す状況だったことです。

 NW2の粘着がいいのですね。

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五日市線 クハ16 ED16

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 1971年3月五日市線多摩川鉄橋に行きました。電動車は20m化が進んでますが、クハは17m車が残っていて、クモハ73とクハ16が編成を組んでいました。

 写真が下手なので、よく見えませんが、下の写真のクハ16は001で、正面の雨どいが直線で、運航票の窓の関係で正面左側の窓の高さが低い、異端車です。

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 ED16の牽引する貨物列車も健在でした。

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