モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

Model Railroader

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  Model Rairoaderを定期購読して30年くらいになります。いつも3年くらいのおまとめ契約です。来年3月に期限が切れるので更新すべきかどうかちょっぴり悩んでます。

 小生の気になる記事、たとえば蒸気図面、Logging、Short Line、Boston & Maine、Interurban関連の記事が少なくなってしまったことと、雑誌の置き場に困っていることが理由です。

 でも、時々はちょっと気になる記事がありますし、写真をながめてるだけでも楽しいし、ああ、どうしよう。。。。。

オハユ61

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 仕掛品客車3両のうち、オハニ61とともに未塗装完成に近いのがオハユ61です。フジのキットですが、床板はアルミ板で自作して軽量化しています。

 これもオハニ61同様、中央線ものです。昭和32年、飯田町区にあって東32という使用番号の編成に入っていました。この編成は2つあり、新宿よりから、スニ+オハユ+スロハ+オハ+オハ+オハ+オハ+スハフです。

 昭和33年の車両配置表から類推すると、スニは30、オハユは61、スロハはダブルルーフのスロハ31、オハは35または46であることが類推できます。スハフは昭和33年には配置がないのでわかりませんが、多分42かなと考えてます。

 中央線の客車列車として最後まで残った3本のひとつ、421レがこの東32の投入される列車でした。

 スニ30のキットは手配済みですが、問題はスロハ31.キットがないので自作するしかありません。しかし、その前にこのオハユを完成させなくてはいけませんね。

 

9040型 (23)

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 キャブの下のキャブ受けを0.7mm真鍮板(21.5mmx32mm)で作り、台枠に設置しました。その際、中央部を0.1㎜程度やすり、ほんの少しだけ台枠上部より下がる形にしました。

 その後、機炭間のドローバーを設置します。安達製作所のパーツですが、ドローバーそのものは、1mm真鍮板から作り直しました。機炭間の距離は3mmです。(H御大の設計では2.5mm、有名な飯塚さんのモデルでは4mmです。)

 モーターを配線してレイアウトで試運転したところ、まずまずの結果。スライドバルブの可動化はそれなりに楽しいものです。

客貨車支区(2)

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 客貨車支区は相変わらず看板が設置されていない状況です。

 今日は別府鉄道5号機が入替担当。5号機の奥に見えるのは軽便の片平駅終点です。和服の人形は、いただきものの、住宅キット(かあべえ)に入っていたもので、大きさもいい感じです。

9040型 (22)

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  本日は、まず、偏芯カムの作り直し。旋盤の三つ爪のチャックを使う場合、0.6mm板をかませたからと言って0.6mm偏芯するわけではないことに、ようやく気付きました(アホ)。結局、1.3mmかませたら0.8mm偏芯しましたので、それを装着。スライドバルブの運動は1.3㎜くらいでちょうどいい感じになりました。

 ちなみに作動棒のリンクは半径3㎜で外側に見える1.2㎜棒をかしめたクランクの半径が2.5㎜ですから、偏芯カムの前後動(1.6mm)の5/6の前後動になります。

 転がりテストをしたら、どうもうまくいかなかったのですが、イコライザーを調整して、しっかり車軸に接するようにしたらOKとなりました。

 その後、PFMの接点を作り、また、モーターのギアボックスを押さえから腕を伸ばして動輪押え板に固定するようにしました。さらに、スライドバー支えと取り付け台を設置。

 何とか下回りのめどが立ちそうです。ふー。

9040型 (21)

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 ピストンロッド可動化の工作の続き。作動棒の両端のクランクは0.6mm厚の洋白板に2.5㎜間隔でΦ0.6mmとΦ0.9mmの穴をあけて作りました。0.6mm穴に入る棒は、昨日の1.2mm真鍮線を段付きにしたものです。これにシリンダー弁室に向かうロッドを取り付けるため、0.5mmの穴をあけなければなりません。最初の1個はすんなりと行きました。2個目の穴をあけようとしたらドリルの先が折れてしまいました。

 それでは、と段付き棒を作り、また1.2mm径の部分の中心に0.5㎜穴をあけると、またもやドリルの先がおれる。これをなんと5回繰り返し、ドリル5本をお釈迦にしました。おーーーー悔しい!

 ここまできて、ようやく、引き抜き真鍮線を使うからいけないんだと思い至り、6mm真鍮棒から1.2㎜真鍮棒を挽き出して作ってみたら、あっさり0.5mm穴があきました。

 段付き棒をクランクにかしめるのも何度か失敗。

 挙句の果て、組み立ててみると、何と偏芯カムの偏芯不足でクランクの動きが0.3mm程度しかないことが判明。偏芯カムを作り直さなければなりません。

 自己肯定感ほとんどゼロの一日でした。