モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

カツミの廉価版C51

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 これは、学生時代に作ったC51です。カツミの廉価版C51を珊瑚で購入し、給水温め器などのロストパーツをつけ、モーターはバンブー商会のコアレスを吊りかけ式で設置。塗装は、生意気にも、いさみやの社長にお願いしました。資金源はバイトで稼いだお金です。

 学生時代にはよく動いていたのですが、長らく休眠、その後取り出してみると不動で、モーターが壊れたのかと思って放置、またまた休眠に入っていました。

 今般、思い立って調べてみると、何のことはない、ドローバーが外れていただけです。そこで、各所に注油して調整すると、そこそこの走りが復活した次第。ギアボックスにアダチの刻印がありましたので、製造はアダチだったのでしょう。

 同じく学生時代に作ったC57の4次形が、モーター交換、ライト点灯化、PFMサウンド組み込みなどの改良工事を行ったのに対して、こちらは、昔のままでちょっとかわいそう。まあ、一つくらい昔のままでもよいかと、怠け者の自己正当化。