モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

車両保守(C51、7800形、B6)

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 ほぼ40年ぶりに復活したカツミの廉価版C51は調子よく走るものの、電流計を見ていると、半径700㎜と750㎜のエンドレス1周する間に数回、一瞬針が右に動きます。先輪のショートの跡からダイキャスト製シリンダーブロックのシリンダー安全弁にあたっていることがわかり、結局左前のシリンダー安全弁を削り落としました。

 それでも2回ほど一瞬針が動くので、先台車の後の車輪がバルブギアに接触しているのではと疑い、スライドバーを少しだけ外向きにしたら、ショートを完全に消すことができました。

 故T木さん曰く、「ショートは発見できるが、どこがショートしているかを見つけるのは難しい。」至言だと思います。

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 完成品の中古を入手した7800もモーター交換後好調ですが、そうなると、追加工した機炭間渡り板が傾いているのがどうにも気になります。このため、2mmほど取り付け位置をあげる改造をしました。

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 原形B6も好調ですが、ふと見ると動輪の担いバネの1個が横向きに。半田付けが十分でなかったようで、付け直し。

 新車製造が大渋滞中ですが、息抜きに走らせて遊んでいると保守にも時間がとられます。