モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9046 (149)

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ウエイト積み

 ウエイトの積み込みを続けます。動輪押さえ板の内側などにも入れて、何とか258gになったものの、ほぼ前回の9040なみですからあまり牽引力は期待できないかも。テンダーの重量をエンジンにかける方法を今後真剣に検討する必要があるようです。

冬列車 (4) EF13

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EF13

 戦後の中央線旅客列車牽引機としての真打はEF13です。1950年代から1971年まで活躍してくれたのですから、本当に功労者といえます。ただ、正直なところカッコよくない。まあ、中央線にふさわしいともいえますが。

 この模型は、小生が初めて購入した天賞堂の完成品で、モーターだけEN22に交換しました。イルミネライトを普通のライトにしてLED点灯にしたいのですが、いつになることやら。

冬列車 (3) EF11

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EF11

 昭和30年代になると、オンボロ中央線もさすがに20m級客車が中心になります。といってもナハ22000の鋼体化の61系が中心で、基本の5両編成に甲府までの3両を加えた編成が多かったようです。甲府回転の3両付属編成にはオロ31が入っているものがあり、これだけ17mという姿です。

 列車容量の拡大に応じて、牽引機もEDからEFに大型化。暖房車にもマヌ34が進出してきます。

 当鉄道のEF11は天賞堂の完成品で、これまた末期の埋め込みテールライトの姿で客車牽引にはふさわしくありません。と言って改造するほどの度胸もなし。

 いつか丸顔の4号機を自作したいものです。

 

冬列車 (2) ED16

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ED16

 着せ替え人形みたいですが、ED16の牽引する冬の旅客列車です。暖房車は既製品のナヌ32。これまた、ED16は末期の姿で、ひかれる客車は戦前とアンバランス。

 しかし、中央線のED16が旅客列車を牽引していたのは昭和20年代までで、自分にとっては未知のあこがれの世界です。アンバランスながら、模型で往年の姿を夢想するのも、また楽し。

冬列車 ED17 (1)

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ED17の牽引する旅客列車

 お寒くなりました。当鉄道でも暖房車の出番です。戦後のED1727(戦前はED13)が戦前の赤帯客車を牽引するのはおかしいのですが、そこはまあ、大目に見ていただければというところです。模型はカーブが実物より相当きついので、客車は20mより17m級の方が使い勝手がいいような気がします。

9046 (148)

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ウエイト積み込み開始

 今年作った車両で未塗装のままなのは、この9046とC12です。何とか年内に塗装したく、ウエイト積み込み作業を始めました。まずは、ボイラー内の丸棒状のものとキャブ内です。前者は12㎜厚板のベニヤの切れ端に12mmの孔をあけて積み重ね、鉛を流し込みましたが、きれいな棒には仕上がらず、でも、もったいないので無理やり差し込んでみました。

ブレーキハンドル

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工作

 多摩地区の貨物輸送では、石灰石輸送が大きな比重を占めていました。青梅線五日市線八高線、中央線などを多くの専用列車が走っていたわけです。

 車両は、戦後、確か、トキ15000→ホキ400→ホキ4200→ホキ2500といった変遷をたどったはずです。当鉄道には、ホキ400、4200、4700のキットが罪庫となっています。数両作ったのですが、一番の不満はエッチングのブレーキハンドルで、それが引っかかって量産が停まってしまいました。持ち手の輪の厚みがないのがなんとも残念です。

 上級モデラーではないので、そんなこと気にしなくてもいいのかもしれませんが、ずっと気になっていて、いいパーツが出ないかと思っていました。昔は、天賞堂のドロップ製のものがあったらしいのですが、当然市場からは消滅しています。

 思い立って、旋盤でパイプを削り出し、周囲にドリルレースで丸みをつけました。次にアダチのエッチングパーツをヤトイに半田付けして、パイプの内側に入る大きさに削り、パイプに埋め込んでハンダ付け。これでロストを吹いてもらいましょう。