モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

カツミのC56(旧) (22)

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 バルブギアでは、釣りリンクの上の支点が固定されているため、うまく合わず、作り直しを余儀なくされました。0.3㎜の洋白板から切り出したリンクをKKCで頒布しているカシメピンを使ってラジアスロッドと逆転軸の腕に止めます。

 加減リンクは遊びが大きくブラブラするので、後ろに0.4㎜板をハンダ付けして左右動を殺しました。

 問題は、リターンクランクが相当出っ張ってしまうことです。出っ張った結果、エキセントリックロッドを湾曲させないとリターンクランクが回りません。シリンダー幅を1.5㎜も広げたのに、モーションプレートをそのままにしているから、起きる問題です。しかし、よく見ると、サイドロッドとメインロッドのはまる部分のクランクピンが長すぎるので、ここを縮めると見た目がかなり改善されそうです。クランクピンを作り直した方がいいようです。

 ギアボックスは、オイルレスメタルの軸受け球が1個欠品で、ギアボックス全体を作り直そうかと思いましたが、ものは試し、真鍮丸棒をドリルレースして軸受け球を作ってみました。これが、何とかうまくおさまり、ギアボックスの自作は回避します。

 モーターはKKC頒布の10㎜角のものを利用しますが、台枠を狭めてしまったため、そのままでは納まりません。台枠と上乗せ部分をモーターツールでガリガリ削り、何とか適当な角度で取り付ける目途がつきそうです。だが、どのように固定するか?